目次


北九州発の人気うどんチェーン

1976年、北九州市戸畑区に「資さんうどん」第一号店が誕生しました。創業者の大西章資氏が手がけたこの老舗うどんチェーンは、地域のソウルフードとして知られ、福岡市や山口県など九州全域に広がっています。その特徴は、関西風の黄金色の出汁と、柔らかい麺とコシのある麺の絶妙なバランスです。

全国展開への道のり

2015年に創業者の大西氏が他界し、後継者問題が発生。しかし、大手投資ファンド「ユニゾン・キャピタル」が資さんうどんを買収し、経営を引き継ぎました。これにより、北九州から九州全土、そして全国展開への道が開かれました。新たな経営陣は、大西氏のこだわりを引き継ぎつつ、全国の人々にこの味を届けることを目指しています。

東京進出の発表

2024年7月13日、資さんうどんは東京進出を正式に発表しました。これまでに「KitaQフェス in Tokyo」でのイベント出店を通じて東京の消費者にも好評を得ており、本格的な店舗展開が期待されています。このフェスでは、限られたメニューながらも大行列ができるほどの人気を博しました。

人気メニューとその魅力

資さんうどんの人気メニューには「肉ごぼ天うどん」や「かしわうどん」があります。特に「肉ごぼ天うどん」は、甘辛く煮た牛肉とごぼ天が絶妙にマッチし、その独特な風味が多くの人々を魅了しています。また、豊富なメニューラインナップには、カツとじ丼やカレー、おでんなども含まれており、子供からお年寄りまで幅広い層に対応しています。

東京での展望と期待

東京進出は、資さんうどんが全国的に知名度を上げる大きなチャンスです。首都圏でもその独自の味と豊富なメニューで多くのファンを獲得することが予想されます。また、ふるさと納税や通販サイトを通じて、東京に住む人々も資さんうどんの味を楽しむことができます。

まとめ

資さんうどんの東京進出は、北九州の味を全国に広める大きな一歩です。新たな経営陣のもと、そのこだわりの味を守りつつ、多くの人々に愛される存在であり続けることが期待されます。東京での成功が、さらなる全国展開の鍵となるでしょう。

おすすめの記事