歴史が息づく北九州市戸畑区に、隠れた名所があることをご存じですか?今回、私たちはその場所、「旧安川邸」に足を運びました。ここは、炭鉱王としても知られる安川敬一郎氏がかつて住んでいた邸宅で、工業都市・北九州市の発展に大きく貢献した彼の足跡を感じられる貴重な場所なんです。

旧安川邸の魅力とは?

旧安川邸は、夜宮公園の一角にあり、明治時代の建築が今でも美しい姿を保っています。特に、和風と洋風が見事に融合した建物の造りは、訪れた瞬間に心を奪われること間違いなし。北九州の高級住宅史においても、旧安川邸は非常に重要な建築物として知られています。

邸内を歩いていると、まるでタイムスリップしたかのような感覚になります。安川敬一郎氏が実際に暮らしていた部屋や、彼の偉業にまつわる展示があり、彼の生涯や業績を学べる絶好の機会です。北九州市の歴史や産業の成り立ちに興味がある方には、ぜひ訪れていただきたい場所です。

茶論で贅沢なお茶体験

旧安川邸には、緑茶好きだった安川敬一郎氏にちなんで、お茶をメインとしたカフェ「旧安川邸 茶論 Salon du JAPON MAEDA」が併設されています。今回私たちがいただいたのは「本玉露セット(季節の和菓子付き)」1,430円。これはまさに、特別な体験です。

一煎目の玉露は、香り高く、上品な味わいが広がります。そして二煎目は冷やして提供され、さらに爽やかな甘みを楽しめるんです。お茶を最後の一滴まで注ぐのがポイントで、これを「ゴールデンドロップ」と呼ぶそうですよ!本当に最後までおいしさが続くなんて、感動的ですよね。

そのほかのメニューも充実!

「本玉露セット」以外にも、カフェには「抹茶ジンジャー」や「抹茶アフォガード」など、目でも舌でも楽しめるメニューが豊富に揃っています。和モダンな雰囲気の中で、特別な時間を過ごすことができるので、お茶好きの方はもちろん、カフェ巡りが好きな方にもぜひ訪れてほしいスポットです!

旧安川邸へのアクセスと情報

  • 住所: 福岡県北九州市戸畑区一枝1丁目4-23
  • 営業時間: 9:00〜17:00
  • アクセス: JR戸畑駅から車で約7分
  • 駐車場: あり
  • HP: 旧安川邸公式サイト

歴史ある邸宅でのんびりとした時間を過ごしつつ、特別なお茶を味わうひととき。この贅沢な体験を、ぜひあなたも味わってみませんか?

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